【保存版】レンタルオフィスの選び方!失敗しないチェックポイント8選

テレワーク・リモートワークの普及により、アフターコロナの時代でもレンタルオフィスの需要は高まりを続けています。
スタートアップ、フリーランス、ベンチャー企業の利用が多いレンタルオフィスですが、最近では一般企業や大企業がコスト削減のために利用するケースも。
しかし、レンタルオフィスといっても立地や形態がさまざまな種類があり、何を基準に選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
短い期間で移り変われるのはレンタルオフィスのメリットですが、どうせなら最初から満足のいく場所を借りたいという方がほとんどです。
本記事では、レンタルオフィスをこれから借りようとしている方に向けて、失敗しないレンタルオフィスの選び方について解説。
レンタルオフィスのメリットやチェックポイントを分かりやすくお伝えします。
目次
レンタルオフィスのメリット

選び方の前に、まずはレンタルオフィスのメリットを解説します。
そもそも自身の事業は本当にレンタルオフィスが向いているのかどうか、必要があるのかなどを改めて見極めましょう。
レンタルオフィスのメリットは、大きく分けて以下の通りです。
- 好立地な物件を格安で利用できる
- 時間をかけずオフィスを用意できる
- インフラにコストをかけなくて済む
- 社会的信用が得やすくなる
- フリーランスや個人事業主などにも向いている
- さまざまなオプションサービスを利用できる
サービスの中身は、事業者によってさまざまですが、主にこれらのメリットを受けられます。
当ブログでは、レンタルオフィスについて詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
>>【基本】レンタルオフィスとは?選ぶポイントを解説【メリット・デメリット】
レンタルオフィスの選び方

ここからはレンタルオフィスの選び方について解説します。
経営者や個人事業主にとって、固定費は安い方がよいのは当然です。
しかし、オフィス選びを賃料だけにこだわって行うのは注意。
賃料は重要ですが、それだけで選ぶのではなく、多角的な視点から選びましょう。
レンタルオフィスは、事業者によりサービスや料金などが大きく異なります。
チェックポイントをしっかりと見極めて、適切なレンタルオフィスを選びましょう。
チェックポイント
- 基本料金とオプション料金
- 基本的なサービス内容
- 長期契約や更新料のチェック
- アクセスのしやすさ
- 立地や治安のチェック
- 間取りや防音対策をチェック
- セキュリティ対策
- 受付の有無
以下では、それぞれのポイントを詳しく解説します。
①基本料金とオプション料金
料金の仕組みは重要です。
基本料金はもちろん、会議室やコピー機の利用などオプションサービスにかかる費用も合わせて確認しましょう。
実際に、自身が利用する場合どの程度費用がかかるのかを事前にチェックします。
分かりづらい場合には、事前に不明点を問い合わせするのがおすすめ。
特に格安レンタルオフィスでは、基本料金は安いですが、オプションサービスが割高に設定されているケースも。
自身の利用するサービス内容をしっかりと把握しましょう。
Point
事業者によっては、契約途中でサービス内容や料金体系が変わる場合も。これまでかかっていなかった費用がかかるといったリスクには注意が必要です。
基本的なサービス内容
料金体系と合わせて必ず確認するのが、基本的なサービス内容です。
- 利用人数
- 会議室の数、稼働率
- 営業時間
- 郵便物の対応や転送
- 利用までの時間(日数)
レンタルオフィスでは多くの場合で、利用できる定員数が異なります。
事業の成長とともにメンバーが増える可能性の高いベンチャー企業やスタートアップは、さまざまなサイズの個室を用意しているレンタルオフィスを選びましょう。。
また、特別な事情から、料金よりもサービス内容を重視するケースもあります。
例えば、明日から利用したいと考えている方は、料金体系よりも利用までの時間(日数)が重要です。
あるいは会議室の利用が多い会社であれば、会議室の数や稼働率も確認しましょう。
仮にオプション価格が安くても、ほとんど借りられないという状況では意味がありません。
ホームページで確認できない内容は、事業者に確認をすると回答を貰える場合がほとんどです。
契約後に、別のレンタルオフィスを探すとならないようにしっかりと確認しましょう。
③長期契約や更新料のチェック
レンタルオフィスには契約の更新や契約更新料がかかる場合もあります。
初期費用が安いレンタルオフィスでも「更新料が高い」「年単位の契約期間がある」「違約金が高い」という事業者も。
最初は安いからといって、安易に決めてしまうと更新時に値上げされたり、違約金が発生するリスクを負うことになります。
もちろん、健全なサービスを提供している事業者も多くあります。
④アクセスのしやすさ
料金が安くてもアクセスが悪いレンタルオフィスには注意が必要です。
アクセスの悪さ=駄目というわけではありませんが、メンバーや取引先にとって利便性は低くなります。
地方であってもアクセスの悪い場所にオフィスを借りるとメンバーが辞める原因にもなりかねません。
都内はもちろん、地方在住でありながら必要に応じて東京のオフィスに通うというケースもあります。
地方からのアクセスも考慮してレンタルオフィスを借りましょう。
⑤立地や治安のチェック
アクセスのよさと合わせて考えたいのが、オフィスの立地です。
アクセスに関わるうえ、取引先からの信用力に関わるという点でも立地は重要なポイント。
スタートアップやベンチャー企業でも、都心の一等地にあるオフィスを利用すると商談や面談時に好印象を与えられます。
都心で賃貸オフィスを借りるのは高いコストが必要ですが、レンタルオフィスなら一等地に少人数でオフィスを構えやすいメリットがあります。
また、レンタルオフィス周囲の治安にも注意が必要です。
帰宅時間帯の治安や情報を事前に確認しておくと、メンバーも安心してオフィスに通えます。
特に、格安レンタルオフィスは、治安の悪い場所に立地しているケースもあるので注意しましょう。
⑥間取りや防音対策をチェック
レンタルオフィスは通常、個室空間になっていますが、間取りや仕切りはオフィスによって異なります。
種類もいくつかあり、大きく分けて完全個室タイプと半個室タイプの2パターンです。
多くのレンタルオフィスでは半個室タイプを採用しており、完全個室は料金が高い傾向にあります。
半個室は安いメリットがありますが、天井が繋がっており音漏れする点には注意が必要です。
耳栓やノイズキャンセリング機能付のイヤホンを利用している方もいますが、神経質な方は完全個室がおすすめ。
また、事業によっては情報漏洩のリスクもあるため、慎重に検討しましょう。
⑦セキュリティ対策
賃貸オフィスに比べ、レンタルオフィスは人の出入りが多い場所です。
借りるレンタルオフィスのセキュリティ対策もしっかりと事前に確認しましょう。
レンタルオフィスのセキュリティ対策は、設備面のほか、さまざまな面があります。
「警備会社との契約はあるか」「入口の鍵の形態」「各個室ごとに鍵の有無」など。
特に個人情報に関わる事業をされている方はセキュリティ対策のしっかりとされたオフィスを選びましょう。
⑧受付の有無
レンタルオフィスには、有人受付がいるかどうかにも違いがあります。
最近流行りのコーワーキングペースでは無人のシェアオフィスが増加。
一方、レンタルオフィスでは受付がある程度の業務をこなしてくれるメリットもあります。
秘書代行サービスをオプションで行っているレンタルオフィスも多いです。
ただし、秘書代行ではスタッフの入替や事務的な対応が信用にかかわる場合も。
受付スタッフでは、より社内の事務員のような対応が期待できるため、レンタルオフィスの決め手になるポイントです。
自社の社会的信用にも関わるので、しっかりと検討しましょう。
まとめ

本記事では、レンタルオフィスのメリットやチェックポイントを解説しました。
レンタルオフィスにはさまざまなメリットがありますが、事業者によりサービスの内容はさまざまです。
事業内容や重視するポイントをしっかりと決めて、最適なレンタルオフィスを選びましょう。
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コーヒー歴10年以上。コーヒーと紅茶を愛するwebライター。
喫茶店が大好きで、新しい味わいとデザインに出会うために日本中を旅しています。
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