【基本】ガーデニングを始める前に揃えたい園芸用品やガーデニング雑貨まとめ

植木鉢とジョウロ

ガーデニングを始めるには、必要となるのが園芸用品やガーデニング雑貨です。

ですが、ガーデニングのスタイルはさまざまなので、どのような用品や雑貨が必要なのか分かりづらいという面も。

また、すべてを一気に揃えるとコストもかかるため、ガーデニングの敷居の高さにもつながっています。

高級雑貨から100円均一と、価格もピンキリなので、自分の好みと予算を相談するのがおすすめ。

本記事では、ガーデニングを新たに始める方に向けて、どのような園芸用品・ガーデニング雑貨が必要になるのかを解説。

どうようなスタイルでガーデニングをするかにも注目しているので、ぜひ参考にしてください。

園芸用品・ガーデニング雑貨選びのポイント

園芸用品やガーデニング雑貨を紹介する前に、まずは選び方のポイントを解説します。

ポイントは、次の3つです。

  • 必要最低の用品から集める
  • 何を重視するか基準を決める
  • 扱いやすい大きさや重さを選ぶ

園芸用品やガーデニング雑貨は無数に種類やデザインがあるので、まずは3つのポイントを踏まえて選びましょう。

以下では、それぞれについて解説します。

必要最低限の用品から集める

園芸用品やガーデニング雑貨は、さまざまな種類やデザインがあり、色々と揃えてしまいがちです。

予算や置き場所を気にしない方であれば問題ありませんが、ガーデニングを始めようとする方は、必要最低限の用品から集めましょう。

Point

何が必要なのかは、どのようなガーデニングをしたいかによって異なります。

まずは「花を室内で育てたいのか」「自宅の庭で植物を育てたいのか」など、何をしたいかを決めましょう。

何を重視するか基準を決める

必要なものが決まったら、実際に購入する商品を選びます。

この際「何を重視して用品を選ぶのか」を決めましょう。

「ウッド調のデザインで統一する」「使い勝手の良いものを選ぶ」「初心者向けの安価なもので揃える」など、基準を作ると選びやすくなります。

用品はデザインが無数にあるので、まずは基準を決めるのがおすすめです。

扱いやすい大きさや重さを選ぶ

デザインや色合いも重要ですが、扱いやすさも重要です。

扱いにくい用品を選んでしまっては、長続きしなくなる恐れもあるので、注意しましょう。

「何がしたいか」によって扱いやすさも異なります。

例えば、室内で日の当たる場所へ植木鉢を動かすのなら、重すぎる鉢は合いません。

初心者が用意すべき園芸用品・ガーデニング雑貨

ガーデニングをする男性

ここまで、園芸用品やガーデニング雑貨を選ぶ際のポイントを解説しました。

「どのようにガーデニングを楽しみたいか」が決まれば「何を用意するべきか」も決まります。

以下では、用意すべき園芸用品・ガーデニング雑貨をご紹介します。

順番は重要度とは関係ありませんので、注意してください。

①シャベル・スコップ

屋外でガーデニングを楽しむなら、シャベルやスコップは必需品です。

安価なシャベルは、サビやすく、簡単に欠けてしまいます。

刃こぼれやサビは、病害虫の侵入の原因にもなり、植物を枯らせてしまう場合も。

シャベルやスコップを選ぶ際には「大きさ・重量・素材」をポイントに選びましょう。

Point

初めてシャベルやスコップを用意する方は、ガーデニングツールセットといった初心者向けの工具セットもおすすめです。

②ジョウロ・霧吹き

植物を育てるにあたり、水やりに必要なジョウロや霧吹きは必須です。

屋外でのガーデニングならジョウロを、屋内なら霧吹きをおすすめします。

なお、広いガーデンに水をやるなら、ホースを利用した方が効率的です。

ジョウロの先端はシャワー状と筒状の2タイプ。水をかける面積が小さいなら筒状、広いならシャワー状がおすすめ。

ジョウロは主に、プラスチックと金属素材に分けられます。

外で保管する場合には、サビて腐食しないプラスチック素材を選びましょう。

また、霧吹きは霧が細かいタイプがおすすめです。

100円均一でも購入できるので、お手軽に用意できます。

③ガーデニングエプロン

ガーデニングエプロンは、土や水で衣服を汚さないために着用します。

ガーデニングをやりやすいように、ポケットがいくつも付いているタイプも人気です。

デザインや素材もさまざまで、価格もピンキリ。

丈夫さや手入れのしやすさも考えながら選びましょう。

屋内のガーデニングではあまり活躍する場面はありません。

④ガーデニングブーツ・シューズ

ガーデニングブーツやシューズは、防水性に優れた長靴やブーツです。

最近では、簡易的なスリッパタイプもあります。

ベランダでのガーデニングではスリッパタイプ、屋外でのガーデニングではブーツと用途に応じて分けるのがおすすめです。

通常の長靴でも代用可能ですが、耐久性やデザイン性を考えると専用のガーデニングブーツを用意しておきましょう。

⑤ガーデニンググローブ

ガーデニングではグローブの着用がおすすめです。

手を汚さないだけでなく、傷や細菌から守ってくれます。

目に見えない傷から細菌が侵入する可能性もあるので、キチンと着用しましょう。

ガーデニンググローブには、軽量で使いやすいタイプから、厚みのあるゴム素材やトゲのある植物を取り扱っても問題ない頑丈なタイプまでさまざま。

自分の用途にあわせて選びましょう。

⑥プランター・植木鉢

プランター

室内や玄関先のガーデニングでは、プランターが必要なアイテムです。

プランターはデザインだけでなく、水やりや植物の成長にも大きく影響するので取り入れましょう。

プランター選びのポイントは「大きさ・素材・重さ・デザイン」です。

形や色合いもさまざま。

部屋や花壇のイメージや雰囲気にあわせて選ぶのがおすすめです。

Point

プランターのサイズは「号」という単位で表します。号数が表示されていない場合には、口径をチェックしましょう。

⑦土・肥料

球根や種から育てるなら、土作りや肥料は最も重要です。

土づくりは非常に奥が深いので、初心者の方は市販の観葉植物用の土や種まき用の土を使用するのがおすすめ。

肥料が混ぜてある汎用性の高い土を利用すれば、簡単にガーデニングを始められます。

Point

バラ用やベリー用の土といった種類ごとに作られている土もあります。

ガーデニングに慣れてきた方は、土づくりや肥料を与えてみましょう。

オリジナルの土づくりができるようになると、植物にあわせて微妙な調整ができ、成長に大きな差が生まれます。

園芸用土には、多くの種類が存在するため、興味ある方はぜひ調べてみてください。

⑧花瓶・フラワースタンド

切り花や水栽培を始める方は花瓶・フラワースタンドを用意しましょう。

ガラス製や陶磁器製のおしゃれなデザインのものが多くあります。

使わなくなったグラスやビンを再利用するのもおすすめ。

透明なグラスを使用すると、植物の成長を目で感じられるのもポイント。

花瓶は大きいサイズを選ぶと、水が汚れにくく、植物が長生きします。

⑨剪定ハサミ

植物を育てるうえで、ハサミは重要です。

通常のハサミでも茎や枝は切れますが、太い枝や手に負担がすくない剪定ハサミは非常に重宝するので1つ用意しておきましょう。

室内でのガーデニングでは、通常のハサミでも十分な場合もあります。

剪定ハサミは切れ味が鋭く、長期的に利用できるのでおすすめです。

⑩高枝切りハサミ

必需品というわけではありませんが、屋外で庭木の剪定をする際にあると便利なものが高枝切りハサミです。

脚立や梯子を使って高い樹々の手入れに役立ちます。

最初から用意する必要はありませんが、必要に応じて購入を検討しましょう。

⑪ガーデンオーナメント

オーナメントは、もちろん必須ではありませんが、モチベーションの維持やデザインに大きな影響を及ぼします。

お気に入りのオーナメントを1つ用意するだけで、植物の手入れや庭づくりが楽しくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

オーナメントだけでなく、チェアやテーブルといったインテリアもおすすめです。

室内ではデザイン性を、屋外や庭先に置くなら耐久性や腐食性も考えて選びます。

少しずつ、自分好みのガーデン作りをするのも面白いです。

⑫ガーデンライト

庭におすすめなのが、ガーデンライトです。

夜でも庭の風景を楽しめるうえ、足元を照らす実用性もあります。

地面に置くタイプや埋め込み式とさまざまなので、庭のデザインや立地に合わせて選びましょう。

⑬ガーデンブルーム(屋外ほうき)

屋外で庭の手入れ後に掃除をするため、ガーデンブルームを用意しましょう。

普通の箒でも十分代用できますが、ガーデンブルームは水に強くて丈夫です。

シンプルでナチュラルなデザインのものが多いので、インテリアとしても活躍します。

⑭専用消毒剤

ハサミやスコップなどは、使用後にしっかりと洗い流しましょう。

植物も人間同様、ウィルスや菌が大敵なので、必要に応じて消毒も必要です。

専用消毒剤を1つ持っておくと、非常に便利でおすすめ。

⑮麻ひも

ガーデニングにおいて、麻ひもが活躍する場面は多くあります。

バラや野菜の誘引を行う際には、麻ひもが便利です。

通常の麻ひもでも十分に機能しますが、色合いやデザインに優れた麻ひもが多く登場しており、雰囲気を壊さないように同系色のものを選びましょう。

まとめ

本記事では、これからガーデニングを始めようと考えている方向けに、園芸用品やガーデニング雑貨をご紹介しました。

園芸用品は、自分の行いたいガーデニングのスタイルに応じて必要なものが異なります。

まずは、どのような植物を育てたいかを考えていきましょう。

事前にアイテムの置き場所やメンテナンス方法もしっかりと調べておくのがおすすめです。

園芸用品はすべて揃えると、大きなコストがかかってしまうため、必要なものから揃える&長持ちできるようにしましょう。

本記事が皆さんのガーデニングライフの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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投稿者プロフィール

ryonote
コーヒー歴10年以上。コーヒーと紅茶を愛するwebライター。
喫茶店が大好きで、新しい味わいとデザインに出会うために日本中を旅しています。
webマーケティングやwebデザインも手掛ける。最近の趣味はインドアガーデニング。